地名
史料の地名を地図・言語的由来・用例から調べられます。各項目で表記と出典を比較し、本文の該当箇所に移動できます。
比定地名 53 件・地図表示 42 件・収録用例 2046 件のうち 669 件を比定
丸印は位置を参照するための目印です。大きさは範囲・精度を表しません。座標の出典と適用範囲は各項目に記載しています。地名の出現だけでは訪問の証拠になりません。背景地図は現代の地理を示します。
664 項目・2046 用例
デレン(ノボイリーノフカ対岸付近)
候補比定 · 根拠あり 0 用例・候補 5 用例・未比定 0 用例
アムール川下流の清朝の仮府・交易地。佐々木史郎の調査は、ノボイリーノフカ村の対岸にあるデレン島を候補とする。仮府そのものの正確な位置は判明していない。
位置の根拠
参照位置
候補地の島に面するノボイリーノフカ村の代表点。島上の座標や仮府の所在地を示すものではなく、周辺を探すための目安。
GeoNamesのWGS84代表座標(2026年9月8日取得)。原データの位置精度と歴史的地点からの距離誤差は未評価。
記録された表記
テレン
アムール川下流の清朝の仮府・交易地デレンに対応する名称の候補。『蝦夷紀行』では官府として言及され、林蔵の目的地となる。現地調査はノボイリーノフカ村対岸のデレン島を候補とするが、仮府の正確な位置は不明。
デレンとの対応を前提とする語源候補。相原秀起の取材では、ナナイのワレリー・ラドが、名称がデレンならウリチ語で「机」の意味だと説明する。本文のテレンという形の語源を確定する証拠ではない。
テシン
『蝦夷紀行』でウルゲーから遡って到着する満洲の仮府。前段の目的地「テレン」と同じデレンを指す可能性がある。候補地はノボイリーノフカ村対岸のデレン島付近。「テシン」という本文の表記を残し、呼称の異同と仮府の正確な位置は未確定。
名称の言語的由来は未確認。
比定の根拠
蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 比定・解釈未確定
官府・交易の目的地という本文の文脈を、佐々木史郎のデレン調査と照合する。表記「テレン」を保ち、地理的対応は候補とする。
蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 比定・解釈未確定
前段ではテレンを目指し、ここでは満洲の仮府へ到着するため、同じデレンを候補とする。テレン/テシンの字形差は未解決であり、名称を統合・訂正しない。
用例 (5)
- 蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 7:16 比定・解釈未確定
ともなく其部落をわかてる諏なれ共何国の属夷なる事も分明ならす所謂テレンの官府と称する者何者の置し所にて言語ふ通の夷活なれは詳にする事あたわす命なくして異域に入も亦た国
「テレン」 - 蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 11:3 比定・解釈未確定
抵遠浅にして磯船たにも進退する事かたし一此辺よりヤンコト何を経てテレンに至るの間其地は悉く塵土にして樹木の繁茂する事からふと島の地味に異なる事なし故に書下地勢樹木の事
「テレン」 - 蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 11:19 比定・解釈未確定
東鞋の属夷ハ論なく其地東南の海岸四百余里の間に住める諸韃種の夷人テレンに至て交易する者ハ悉く此所に陸上挽船する事皆如斯する事なれハ此前の山路は大なる街道の如く旦夏月中
「テレン」 - 蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 15:15 比定・解釈未確定
至りて齎し行処の獣皮を以船一艘を易へ得是より諸雑器を二艘に分積しテレンに趣くといふ一此辺よりして奥地は気候少しく実して温暖なる事と覚ゆ故に草木の形状またカラフト奥地山
「テレン」 - 蝦夷紀行 · 龍谷大学図書館・第1冊 · 16:5 比定・解釈未確定
まゝ何者たる事を知らす同十一日ウルゲーを出凡四里許も上流しけるにテシンに至り着ぬ是満州の仮府の有処なり船夷シヤシを伴ひ来りたりと訴へけれは満州の官夷等泊宿して在ける廬
「テシン」