龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 458字
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右丁
地ゟは塩の多く入る事大に異也仍而塩塩
を最一として遣ふ也爰に願人有而及島々に雑
木多く有て夏枯に枯る所なれは塩焼の事を企て国益
となし諸人の産業をまし自然と領主へ課役を貢
する理に当るなれは塩焼の免許の事を願出けれとも
宥めなし仍て種々に趣意をかへて数たひ願ひけれど
もつひに不叶其故を考ふ而に国中にて塩出るときは他
国ゟ塩を買入る事も求す着【若?】さある時は毎年往来の
大船にてへ渡海するは無益也又穀船は遠沖を乗
渡海もならさる物なれは其塩を積はかりに米穀諸品
左丁
を持渡るへし殊にゟ他国へ出る金銀を賑ふなり
地境の事
一 所在島一国の内地方を考ふ而其形ち親疎の二儀
あり先の百姓とも住居する所を土人名付て
の国といふは人間也又蝦夷土人の住居の所を名
付て国といふは蝦夷の事也又に近き
をといひ遠きをといふ也
と奥ゑぞとは分境もなくてたゝ遠近の異名
ありのみ也其親の形象は瓢覃の形に似て側なるもの
也依之と奥ゑぞとを弁すへし又疎の形象は