龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 291字
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右丁
のみ正に何ヶ年以前何月といふ事は更になきなり
候は四季の寒暖を前広より候ひしるには魚虫
の出没或は草木の枯稿繁も或は鳥類の往来を見
て知り嘲【潮?】声を聞て察し今何日にして其節気至
ると正にしる事あたはすこよみなけれは何によつて
しるへきやうなし#1
一 蝦夷土人風俗を見るに年貢なき国なれは租税を
出す心配りもいらす金銀銭不通用なれは金銀銭
を儲貯る貪念も起らす野菜を喰はされは田園
を耕す骨折もなく美服着用せされは色品模様
左丁
恰好等の望もなし魚類は沢山にある国なれは晨
夕の食物無にも患へす毎日惣々緩々として遊ひ
月日を送るなり是蝦夷一同の風俗なり
以上十五則
翻刻者のメモ
- へきやうなし 「~(する)方法がない、道理がない。」 — 三上正昭