Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

恵渡路部漂流記 Page 20

Hokkaido University Library

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Hokkaido University Library · Image terms · IIIF manifest

右丁

罷出候所委細被仰尋候内へにてこと〳〵く取上け

はたかに罷成候て一物も無之食事をもあたへ不申段〳〵打擲のわけ

行衛不知事とも一々申述候其通りを江

被申達候聲物越しに聞へ候聞被申候て其通にては何共気の

毒成事に候と被申候聲臺所へ聞へ申候被罷出候て長々敷

事故然と覚へ不申候間書付候て出し候様被申候ゆへかなまじりにて

殊〳〵く書付船頭差出し候へは直に承届可申迚呼出され候

船頭は猶以一つも残す申候へは与をさましの方は放れ

島にて此方の仕置も届不申へ地續の方とは違候へ共左様にては

有之間敷と機嫌あし候 ゆへ其様体を見請候て

左丁

辞左様とは無之候嶋にた ても段々介抱仕候船之儀は荷物共に

沖にてはね捨申候は病気にて相果申候由申候得は成程

其通りに可有之事と被申候左候得て岡部所にて此方へ書付

被相渡扨此方よりも手形相認差出候様にと案文被相渡候に付其

通りに相認ゆひ判いたし相渡申候其後被申候は当地ゟの地迄

可送届候得共折節船不有合候幸ひ使船在之候夫へ乗候て参る間

敷哉と被申候に付便船にて遣され被下候へと申候得は船弐艘へ被申付総

中へ為路金小判拾両幷股引の用として木綿七反被相渡則宿主へ

頼候て縫仕立申候宿主の船頭ゟも船中定て可有之候間つゝみかへとて

手拭ひ一つつゝくれ其外宿主よりたはこ少したれ申候扨是ゟ直に国本へ

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