Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙 第1冊 Page 16

Ryukoku University Library 第1冊

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Ryukoku University Library · 491.7-4-W-2 · Image terms · IIIF manifest

右丁

  五反の積りなる所五町七町の事に非す野にても山にても

  勝手次第に新開田をする也扨年貢金を名付て

  御役といふなり又古畑を捨て荒起を発するは𦳊

  をするを面倒かりての事也畑を穿種を蒔に後は

  𦳊をせす耘りもせす草去の世話もせす唯作り捨に

  して手数かゝらさるを第一とす此故に終に土地痩て

  潤しからすといふ此間百姓儀兵衛は生国の者也

  成て古今も耕作の法に耕しては如何やと尋るに其

  者の曰等の耕作方も随分知りては居れと

  も当国のならひにて𦳊を用ひす耘もなく畑数を

左丁

  多く発をよしとす如斯に麁略なる耕作すれとも

  家族の養育も事たりけれは敢て改すといふ農業

  には限らす都而上より教ヘ導き撫育等の令なけ

  れは小民の惰弱は世の常也是は未開の土地の時勢なる

  へし

      新開田畑の事

一 御代官といひし人の羽州と

  いふ松原を新開せし時に初年田畑ともに穀実稔ら

  す翌年百姓とも心力を尽せ共其験うすく然といへ

  とも年を逐て心力を尽しけれは今は既に上畑上田

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