Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙 第1冊 Page 38

Ryukoku University Library 第1冊

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Ryukoku University Library · 491.7-4-W-2 · Image terms · IIIF manifest

右丁

  是則ゑそ女の躍也其体中腰になりうつくまり膝

  をかゝめ一足跳にひん〳〵とはねなから両の手を目八

  分にかさして子とものアモウをする時の手の如し

  其形耳垂犬の耳の垂たるに似たり前へもはね後へ

  もはね左右へもはね飛勇みいさんて声を発し

  其声舌をまきトロ〳〵トロ〳〵といふてはねありく

  五人も七人も其数定まらす向たり方へ向て乱におと

  りはねるなり是鶴の舞の体なり

一 親兄弟妻子等死失の時は。トイとてに

  類したる礼式あり其趣意は死別の伏念を忘却

左丁

  させん為に興行するなり是を名付て

  と言太刀小刀刃物の峰にて大勢相互に額をう

  ち合血を出すなり相互に血を見されは止めす血の出

  るを待て止むる也土人是を名付て第打といふ

  なり是愁傷の伏念を発散して新たに清浄なる

  宜敷性をいれ換る祈祷なるへし此時も濁酒を作

  り大勢に振賉するゆへに大に費用の懸る事也

     歌踊の事

一 天明六丙午の年予の島々を先駆せし時に

  七月下旬島に渉海し西浦をのり北浦を

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