北海道大学附属図書館
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北海道大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
右丁
醫師無之候病人在之はぼさと相見へ昼夜共に平愈まては祈通し
に仕候草履も木履も無之雨ふり候得者よしにて作り候茶うすの
蓋のやう成物をかふり候者も有之候敷物は葭を編たる物にて道の
食物はみな魚類にて何にても給る物にはふかの油をさし申候肴は
小 ̄サキ八寸のやう成物に入候て手つかみにいこし給候食を給候時は椀 ̄ニ
入ばちのやうなる匕にてすくひ給申候いろりにて食物を焚申候
所の気候は三日はさめに霞候て霧ふかく五月八日迄は雪降三月
の規式と申事も無之人の年数も知れ不申候雪の降積を一年と
いたし候と相見へ候何歳に成候哉と尋候へは雪ふる〳〵といか程も算
申候所に掟と申事も無之高札の類も不相見寺もなく出家僧
左丁
も見へ不申候文字無之見へ候字を書見せ候へは手を合おかみ
申候人に逢候时は手を合候舩の者共に逢候时も其通りにて候
ゑひすの礼義と相見へ候常に座し居申候は胡座にて御座候
墓所も有之候哉方〳〵見廻り候へ共はか塚抔も見へ不申候人
をも食し候哉と存候へは人死候時は別て深くなけき候由扨
死人は菰にて包之遠き岡に掘込捨其印も致不申其
家も焼すて外へ移りけり四月ゟ五月迄罷在候故へ後には此方
より申事も少は聞しり彼方ゟ申も聞覚へ申候間間には
言葉も有之候
奉行と申事は 鷲の尾羽は