Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙 第4コマ

龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

状態
翻刻済
翻刻
  1. 三上正昭 420字
2026年5月6日保存
みんなで翻刻
このコマをみんなで翻刻で開く
TEI
ezo-soshi/ryukoku.xml · pb n="4"
右丁

一領主家臣共に其領地を町人の請負の者に渡し運上

 金を取揚て是を租税とする也依て領内の土人よりは

 年貢とらず請負人の方ゟ領内産物魚油干魚類自

 分家内賄に入用たけ租税として取揚る是を指荷といふ

 也

中は皆請負人に任せ置故請負人手先の者の外

 ゆくつき用事もなし此故に他国の人は勿論の土人

 にても猥りにに居る事停止也

中周廻の浜辺は蝦夷住居せり地中に至りては

 蝦夷人住居せす仍て開闢以来人跡なき所多し

左丁

中造道はなき事也得て勝手に通りて自然と

 出来たる道路なり蝦夷土人は風俗にて跡なれはたま

 〳〵にある〳〵道なれは狭く僅の六寸計りの場所なり

 海際ゆへ多分砂浜を道とす

へ都て穀物の種を持渡る事停止なり故に耕作

 の道をしらす依て田畑の名目をもしらす野菜前栽

 を不好欵冬牛房山野に自然と生れ共蝦夷土人は

 食する事をしらず唯魚肉獣肉等を常食とす

一蝦夷土人都而食物をたへるにも膳を不用椀一箇に

 限る汁菜は不用味噌塩なきゆへに魚肉獣肉草根

固有名・語句 →

翻刻 CC BY-SA 4.0・画像は各所蔵機関 rec.aynu.org