龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 415字
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右丁
等真水にて煮て食すたま〳〵には海水を真水に交て
塩梅する事も稀にあるなり食事をするにたとへ物
の多くある時は終日終夜食ひつけ又食物の無時は
二日も三日も食事をする事なけれとも敢而食物
を欲する事なし
一 都て一村といふとも家宅僅に五六軒七八戸又は
適々に十軒位もある所を大村として稀に有也
一 蝦夷土人都て住所に家宅は有といへとも一生涯の住
所共定めす稼穡に出ん時は家族を連立伴ひ
器財を携へ其住所をはなれ己の家宅をは丸明
左丁
にして稼に出て其先〳〵に猟産のある所に仮小屋
を懸住居を定る也是蝦夷土地の風俗なり猟産は
春夏秋冬によりて猟のある浜と猟の無浜との差
別有て猟産業をす体は年中同所には住居せす
猟業の多き方へ移りて所々に仮住居して年月を
送り生涯住居を定めさるなり
一 家作は杉木を掘建にして柱とし桁をかけて梁を
渡さす松首#1をあけ藁茅にて家根をふき壁なく
藁茅を用て墻となし農民の守舎のことく也方二三
間はかりを大なる家屋とす
翻刻者のメモ
- 松首 杈首(さす)の事か — 三上正昭