Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙 第9コマ

龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

状態
翻刻済
翻刻
  1. 三上正昭 397字
2026年5月8日保存
みんなで翻刻
このコマをみんなで翻刻で開く
TEI
ezo-soshi/ryukoku.xml · pb n="9"
右丁

一 の城下の町人に地下侍と云者七人あり則目見町

  人といふへき者なり此者とも累年領主歳暮の

  祝義として夏菰を献す其故は往古領主のはし

  めてに渡海して蝦夷人の伏従せし時に荒菰

  を敷たる小屋に仮に居せられしといへり遺風により

  て此献人あるといふ

一 といふ村あり柳を割て厚五分程広一寸程

  長一尺弐寸程に削り篇て壱連拾枚つゝに編たる所

  は簾のことくにして是を御楊枝木と名付る毎年

  十篇宛献するといへり又毎年十一月三日に箸削りの

左丁

  祝儀とて一家中地侍にいたる迄よせ集て事終りて

  料理及ひ酒を給ると云

      狼煙の事

一 の領主のへ参勤の時の灘を渡

  海の節定例にてといふ手船二艘

  にての泊を開帆しての泊に渉り

  いたる海上無事に着岸あれは領の

  と云猟師の定役にて狼煙を揚て海上無事に着

  岸ありたる其験をへ告知らしむる相図也

  #1に此狼煙を見て主君の無恙

固有名・語句 →

翻刻者のメモ

  • 北海道最南端にある松前町「白神岬」 三上正昭
翻刻 CC BY-SA 4.0・画像は各所蔵機関 rec.aynu.org