Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙

えぞ そうし · Ezo sōshi · 最上徳内 · 1790 · 地誌 · 地名 · 集字 · 目録レコード

タグ: 風俗

42コマ中3コマ翻刻済
凡例

合字(ヿ・ゟ・𪜈)と踊り字(ヽ・ゝ・〳〵)は開き、旧字体は新字体にしています。開いた箇所には点線の下線を引き、指すと翻刻どおりの字が出ます。三字以上にかかるくの字点は翻刻のままです。

仮名遣いは原本に従います。校訂箇所には「校」、校訂で削除した箇所には「削」を付け、押すと原文と校訂理由を表示します。

翻刻者の【 】・※・#の注記は本文に出しません。見せ消ちは訂正後の字を採ります。「翻刻のまま」ではすべての記号を表示します。

囲みの数字はコマの始まりで、押すとそのコマの画像と翻刻が開きます。行番号も同じ場所へのリンクです。

11附録

2写字台

3491.7

44-w

52

6架 号  第 冊

7保 6 6  共 冊

22附録

3島之事

4一 島ハ島の隣島ニテ彼島ヨリ渡リ口

5西南の北海辺に峨々たる峻山の下にヘルヘトいふニ6ヶ所島に渡海の船日和ヲ伺ふ処也是より北7一里にしてといふ所に蝦夷村有此村の乙名をクラ8レルといふ此乙名の稼場にて浜辺に古錠もて頭あり頭の9重サ七拾貫目程也漂流船留云にて探索10する時にに小園村堀川や八左衛門ノ手船沖船頭11友右衛門宝暦六戊 子年十一月七日の湊31ヲ出帆して難風に逢ひ同五月十七日此に漂着2せり天明丙午年にて三十年以前に当る其以後此3島にの人物渡海せさる島なれはいまたの人4物ヲ見さる蝦夷人多し予天明丙午五月此所ヲ通り5しに初るの人物往還する事なれは隣村より6隣村へふれ告土人等大勢群集して何れも浜辺に出7て予か通るを今や遅しと待居ける女子共に至る迄8皆砂浜に出迎ひ庵として拝をなし並居けり扨亦9此辺よりシヤシトいふ昆布あり若布のことくにて葉10は薄く鳳凰の尾の絵書たるかことくに所々に切れあり11て又芭蕉の葉に似たり潤さ一尺より二尺計りに至葉12の内には茎の如くの筋ありて其筋は細き竹の如くに13内は空にして筋ありて葉の短きは二三尺より長14きは凡二十間余に及なり実に最良なる昆布なり15元より北方には磯辺を副ひ漕き凡二十余里にし16てといふ高山あり此辺にクイといふ樹あり17にて拇松といふ樹に似て五葉也木目細節に18筋性よく木の色赤くに類なし此樹に茸出る也19といふてヱブリコなり土人はトウホシとも20唱ふるなり又蝦夷北より出るヱブリコは蝦夷松に