筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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右丁
六拾里東方は迄四百里といへり陸続きなれとも
山々数重たちへたてゝ陸路の通路はなく只海上の里数
なれは極たる里数とも云かたし東西海乗馴たる船方の
者ともに相尋しにまて二百七八十里迄
三百里計といへりさも有へし此東西両所迄はより
商船行て交易する所也是より奥へは船かよはすといへ
とも北は続きても住居し村々ありて
江出て交易する也此船かよわさる変地凡百五十
里許にて北の限りはといふ所也此ふね
通はさる地をさしてともいふなり一国の
左丁
周廻り八百里といひ伝ふ事大概の目算里数合り
一 船通路有所のはこと〳〵くの百姓なり此数百里
の土地御領主の蔵入の外は残らす家臣の知行に割渡て天
地も余地なし一村の酋長ありといへり
の令を請て漁猟を事とし海物を以て年貢とす
商人はの其村々を請合にて運上を納めて
其請場所に木屋を作りて居れり是を運上木屋と
いへりを支配して漁猟をなさしめ其得物を取納て
他国へ廻して業とすは其得物を商人と相対して
直に交易する是又其所へ行商人はにて運上を