筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 477字
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右丁
ものゝよしへかけてもまれなり増ての
桧山は残らす伐尽して今伐出す所の桧は皆桧葉と
いふ木にて桧にはあらさる也に蝦夷松とて一種
あり桧に類す此材ある山は所々にあり是又他国に
なき材なりといふ山師
松山を請合今最中伐出しへ積廻し今桧の代り
に是を用ゆにて献上台障子曲ヶ物等に用ゆる所
木目細かにして筋目通り桧よりも美なりまた大葉
五葉松あり蝦夷松よりは劣れりといへとも良材也
雑木には。といふ木あり樅の類なり
左丁
梅セン桂栃朴木榎黄柏等多し竹はなし矢竹斗り也
土地広大なれとも寒国にて生理少き故か草木禽獣
魚鼈まて本邦よりなきもの多し
一 の交易物の内錦青玉等はより持来る
なり惣名はといふ国廻三百里程の
嶋なり此嶋西南海の方は遠浅にて沼のことく又潮も
濃くして重きゆへに船乗かたし西面江は二尺斗の大芦
又椰子の実流れ寄を取来りて商人へも与ふる
事ありへ近き所をといふ此より
といふ所へ海上三里といふ江は