国立国語研究所 坤巻
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このコマの語彙項目 (15)
| 見出し | 語形 | 現代語形 | 典拠 |
|---|---|---|---|
| 僅 | ポンベポ | poonpepo 中機械読解・辞書照合済ポオンペポ | 田村すず子 1996 poonpepo「ほんの少しのもの。…」 |
| 毎度 | ヘンバラターリ ▲ネイタカイ | hempara ta ari 推定機械読解・辞書照合済ヘㇺパラ タ アリ | 春日勇人『アイヌ語方言データベース』2016シート ヘンバラタ; 田村すず子 1996 hempara いつ |
| 共に | イツシンネノ ▲ウコイラムノ | iramno 中機械読解・辞書照合済イラㇺノ | 平山裕人 2013 第3部 イツシンノ「① 共に;② ともに(イラムノ)」(②は萱野辞典による); 田村すず子 1996 iramno「同時に、 一緒に。…」 |
| 態と | ヲモロヽシ | omororosi 推定機械読解オモロロシ | 平山裕人 2013 第3部 オモロロシ「① わざと;② 〈方〉の「わざと」にない」 |
| 然れば | アイネシリキ | ayne sirki 中機械読解・辞書照合済アイネ シㇼキ | 平山裕人 2013 第3部 アイシリキ「① 然れば;② そして (アイーネ)、様子 (シリキ)」(②は萱野辞典による); 田村すず子 1996 ayne「…したあげく、 長い間 … してから、 さんざん…してとうとう。…」, sirki「模様。… / (…のような)ことが起こる、 …の様子が見える、 (…のように)なる。…」 |
| 箇様に云 | タバワシ ▲ヱネハワシ | tap hawas 高タㇷ゚ ハワㇱ | 金澤庄三郎, トピック別アイヌ語会話辞典「感情」 entries 50–51 (沙流, 1898); 鍋澤ねぷき, 平取町アイヌ口承文芸「ウエペケㇾ「アアチャハ イレス」私の叔父に育てられた」(沙流, 1969); 田村すず子 1996 tap「いましがた、 ほんの今、 たった今。… / ①これ、 このこと。… / ①(強めの助詞) oar tap オアッタㇷ゚ 本当に全く。… / ①(人や動物の)肩。…」, háwas「(=haw as ハウ アㇱ) 声がする、 言っているのが聞こえる。…」; 萱野茂 1996 hawas「話,噂.…」; 平山裕人 2013 タバワシ「① かように云う;②」 |
| 能く | ウカムキリ ▲ヱロラムンノ | ukamu 低機械読解ウカム | 平山裕人 2013 第3部 ウカムキリ「① 態態 (わざわざ);② 重々 (ukamu)」(②はバチェラー辞典による) |
| 此間 | ヲフナク ▲ナフンテー | uhunak 低機械読解・辞書照合済ウフナㇰ | 田村すず子 1996 uhunak このごろ、先日 |
| 喩ふ | タフネシリキ ▲アヱマノ | tapne sirki 中機械読解・辞書照合済タㇷ゚ネ シㇼキ | 平山裕人 2013 第3部 タプシリキ「① 喩ふ (※たとふ);② こうこう (タプネ)、様子 (シリキ)」(②は萱野辞典による); 田村すず子 1996 tapne「①このように、 このとおり。…」, sirki「模様。… / (…のような)ことが起こる、 …の様子が見える、 (…のように)なる。…」 |
| 仮令(タトイ)バ西地 | テヲロナーガン | teor nakan 低機械読解・辞書照合済テオㇿ ナカン | 田村すず子 1996 téor ここ; Batchelor 1938 Nakan「post. Whither.」; 平山裕人 2013 第3部 テオロナーガン「① たとえば (西地);② ここ (テオロ)」 |
| 自(ミツ)カラ | ヤイ ▲ヤヨコテ | yay 中機械読解・辞書照合済ヤイ | 萱野茂 1996 yay 自分・自身・自ら |
| 仮(カ)りに | ヤイ | yay- 中機械読解・辞書照合済ヤイ | 田村すず子 1996 yay-「①(目的語をとる語すなわち他動詞、 位置名詞、 後置副詞に接頭して、 目的語の代りになる接頭辞の一つ。…」; 中川裕 1995 yay-「①自分を。…」 |
| 未既 あふなく | チヽポ ▲ナニ ▲ナヌニコ | cipo 中機械読解・辞書照合済チポ | 平山裕人 2013 第3部 チポ「① 舟こぐ;② 漕ぐ(チポ)」(②は萱野辞典による); 萱野茂 1996 cipo「漕ぐ.」 |
| ちよつと | ヤイルカイ | irukay 低機械読解イルカイ | 平山裕人 2013 第3部 ヤイルカイ「① ちょっと;② 〈T〉ちょっと (irukay)」(②は〈T〉による) |
| あるそふな | アナカイワ | an yak a=ye wa 低機械読解・辞書照合済アン ヤㇰ アイェ ワ | 田村すず子 1996 an「(… と)言う。… / …ですか? …だなあ! hunna an? フンナ アン? だれですか? hńna póho an? フンナ ポホ アン? だれの息子ですか。… / 夜。… / …しなさい、 …なさいませ。… / (複は oka オカ) ①ある、 いる、 存在する、 滞在する、 住む、 起こる。… / ①(自動詞の後に置かれて、 その自動詞が動名詞として主語となり、 この an アン が述語自動詞として機能する。…」, yak「(動詞で終わる文(節)の後に置かれ、 次に「言う」「聞く」等を意味する他動詞(ye イェ、 nu ヌ などが来て、 前の文をその目的語にする。… / ①…すれば、 …すると(帰結としては「よい」「悪い」「望ましいことが起こる」「ありがたい」「困ったこと/恐ろしいことが起こる」などを表す表現がくる)。… / ①つぶれてこわれる。…」, a=「①[一般称]一般に人は/人が、 (特定の人ではなく)だれかが/だれでもが。…」, ye「(歌のはやしの一部。… / ①…を言う、 …を話す、 …に言う。… / (所は yéhe イェヘ) うみ(膿、 体の分泌液の)(「のう」)。…」, wa「①(位置名詞の後に置かれて、 移動の起点を示す。… / ①…わ、 …よ(会話で話しかけのニュアンスを与える)。… / …して(二つの動詞句をつないで一まとまりのことがらとしてまとめる働きをする。…」; 米田儀行, アイヌタイムズ「第25号 haw-an-ota」(沙流・千歳, 2003) |