University of Tsukuba Library
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University of Tsukuba Library · Image terms · IIIF manifest
右丁
魚あり形は海鷂 魚のことくなり腹内にあふらわた
ありきの珍味とする所也をとれハ腹を割
て油わたをとり其かわりにを入て海へ放す
あつて死する事なし死セさるといふ事ハ腹内に
のある度々取あてたる事あり
とは木をけつりかけて人の形のことくに作れりこれ
の船たまにて神のことくに渇仰セるもの也西海
にはかわりたる魚なし鯨は多し是も春夏は南海へ
出て秋より冬は北海へかくるゝなり一説に冬中は
の沼へかくれ居て春は南へ出る夫故背に
左丁
牡蠣生する有といへり大鯨の浮みたるを遠く望み見れハ
背は既に白く見ゆる是牡蠣の生したるなりといへり又
鶴鶏鴻雁の類春は北へ帰る深山の沼には夏虫も
岸陰に潜て群居セりのを
土用中通りしに鶴鶏鴨等群居セりの
沼には猶更あるよしなり
一 にて田作セさる事は寒国とて土地に合さる故
なるか又田作の時節鯡猟と差合ふ故古来ゟ耕し
心見るものもなきか近来もの来てといふ
ところへ少計り植付心見し所に生立は其宜敷