Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 Page 28

University of Tsukuba Library
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University of Tsukuba Library · Image terms · IIIF manifest

右丁

  大成あり常に見る所は葉の大さ三尺わたりも有へし

  にはなを〳〵大なるありて五六尺わたりの葉有と

  いへり蕨自然薯蕷沢山なり自然牛房胡蘿蔔又多し

  薬草の類は見しらすといへとも附子黄精は所の者も見知て

  多くあり

一 城下にと並て皆船着なりより西方

  十八里といふ所あり諸国の廻舟入込第一の繁昌

  の所なり入込所の国々は

  其外船も来りより瀬戸物類

  をも積来る事ありされは此に去々年かわりたる

左丁

  事あり七月初旬より雨降つゝきやう〳〵廿日頃になりて

  晴ける廿六日の事なるに天気晴朗にして村の者とも

  海へ出て昆布を取此ほとの積雨の日数おこたりたる

  いとなみを男女打混して浜辺にむれ居けるに

  計りに俄に山の方震動せしまゝ雷霆やすると見返り

  けれとも雲一点もなき晴天なれはふしきの事に思ひて

  見る内に海岸俄に崩れかゝりけるに驚き騒て海へ

  逃入けれは海底の岩石おのれと突起し一島出現せるまゝ

  是にのほりける男女数人きもきへたへ入けるしはらく

  有て人々立さわき此海岸の崩れ又一島出現の有様を

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