University of Tsukuba Library
Transcribed
University of Tsukuba Library · Image terms · IIIF manifest
右丁
にて関所有けるなるへしを去事千五百里の
国境を去事四百十二里国境を去事二百七十四里
是等里数漸合へり上代の海道しば〳〵変し千歳
の後違有といへとも大概違ふ事なしを去事
三千里とあるはの事なるへし里数又合り今に
は六町を以一里として三十六町を以て一里とせす
古の今はのことく大国の府城となれり
山間まて開墾して五穀豊饒に海辺は潮を漁猟をし
山よりは材を出し商船の往返絶さる様に成ける是を以
見るに後来の事をなすもの有てもと
左丁
ならん事有へし
一 に
一揆の時
の御陣に従ふ国士には
と云々は毒箭を射さ
せんため少々召連来る其体尤も異形なり身の毛
大に長して頗る牛に異ならす半弓を頭に当胡籙胡籙(やなぐい) 古代から中世にかけて使用された 右腰に帯びる筒状の矢入れ具を
腰にさす彼の発する矢は敵に中らすといふ事
なくたとひ薄手の輩も死せさるは無りけると云々
史に見ゆる所是等を初めとすへし其頃より
Notes from the transcribers
- 胡籙(やなぐい) 古代から中世にかけて使用された 右腰に帯びる筒状の矢入れ具 — 三上正昭