Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

恵渡路部漂流記 第13コマ

北海道大学附属図書館

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右丁

 火の事は  水の事は 

 薪は  不知と云事は 

 食は  糀は 

 ゟ渡し[別の写本](https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100348741/17)には「松前より渡り候」とあります。

 諸白は  衣類は と申候

 をは 又は也 女は 

 忝とは  去月は 月

 老人又は重 ̄ンし候人は 

 其以下の者は 、の上に

 何やらんそへて申候へ共聞わけ不申候誰にても

 とそれ〳〵によひ候へはおうと答申候常に穢れ

左丁

 不浄を忌え不申候

女の経水無之子を産候時は山に行産いたし其儘犬の皮に包

あと先を縄にて結つとのやふにいたしひつさけ歩行候へ共然に

鳴きも不致赤子より背通りに黒き毛一通りはへ有之候

産致し候女は直に薪を取働いたし帰申候子共の着物は大方

犬の皮にて候島つきに之方へ送申候船中にても子を産候

女子有之候殊之外心易く平産いたし候て右の仕方にて産置候

一剥取候衣類は位のよき者共着仕候下〳〵はもまれに一つは

着申候米も位よき者食給申候

一拾四人の者ともに罷在候内食をもあたへ不申候故

固有名・語句 →

翻刻者のメモ

  1. [別の写本](https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100348741/17)には「松前より渡り候」とあります。 — chinjuh