Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

恵渡路部漂流記

えとろふ ひょうりゅうき · Etorofu hyōryūki · 紀行 · 地名 · 旅程 · 集字 · 目録レコード

タグ: 漂流

所蔵本 北海道大学附属図書館 32コマ中5コマ翻刻済
凡例

合字(ヿ・ゟ・𪜈)と踊り字(ヽ・ゝ・〳〵)は開き、旧字体は新字体にしています。開いた箇所には点線の下線を引き、指すと翻刻どおりの字が出ます。三字以上にかかるくの字点は翻刻のままです。

仮名遣いは原本に従います。原本の誤記を校訂した箇所には「校」を付け、押すと原文と校訂理由を表示します。

翻刻者の【 】・※・#の注記は本文に出しません。見せ消ちは訂正後の字を採ります。「翻刻のまま」ではすべての記号を表示します。

囲みの数字はコマの始まりで、押すとそのコマの画像と翻刻が開きます。行番号も同じ場所へのリンクです。

31の内に漂着之記

2出船3 ̄え帰着仕候

4舩頭、舩、但船 ̄は五年舟 ̄に而新敷 堅く御座候十五端帆

5沖船頭 雇   五十一歳

6梶取   四十一才

7水主   三十二才  卅五才

8 廿二才  十九才  十七才

4部分翻刻 · ERDAL 右丁の出船日と、右丁末尾「直ニ山川江廻船」から左丁2行目「紀伊國船」までの試読。…は未翻刻部分、〓は未判読の字。 1出船

2直ニ江廻船

3着船逗留同順風有之出船4着船出船

5部分翻刻 · ERDAL 右丁末尾2行の「十二日」から「山を見不申」までの試読。…は未翻刻部分、〓は未判読の字。 1の暮時分まてハ山を見居候其あとよ

2り山を見不申

8部分翻刻 · ERDAL 左丁の「正徳二年」から「嶋を見付申と申候」までの部分翻刻。日付・方角と距離・島の発見を記す箇所を読む。…は未翻刻部分。 1西の方二三十里

2嶋を見付申と申候

11部分翻刻 · ERDAL 右丁の「四月六日の朝」の部分翻刻。…は未翻刻部分。 1

231尋不被申此方より咄も不仕候、其外舟方の者共皆言葉相通 ̄シ2申候、其夜綿入着物壱つくれ被申、着用仕候、いつも3ともへ、売物に持渡り候へ共、漂着舩の者難儀可仕とて幸有4合候てくれ被申候、共、木綿わた入壱つに、油桶二 ̄ケに替申候、5銀にして弐拾弐三両にり候よし、

6より、真西をさし、一順風に昼夜五日に7と申所に乗着は、此所は人家多く材木なと、大分多き所にて8身上宜ものも相見へ、能所にて候、一昼夜滞船、それより9に着舩、出船、其日まて、着舩10いたし候、より、迄は七里の切戸なり、汐行早く大事11の所 ̄ニ而候、

12様御城下の人、致着舩13候、則は陸路へ上り被申、漂着人共は三日舩に被差置14の晩、宿三軒被相渡候て、陸へ上り候宿主、右舩乗の船頭15、同役、同役何 ̄ノと申者の家にて、朝夕16一汁一菜被申付被下候、此逗留のうち、色々の咄共承 ̄り申候、241かたへ、より地 ̄キにて御座候、先者難所にて往来不自由2故、舩にて商の取遣りも仕候、然共道を作り候は、右之難所も3よりは心あく通候様にも可罷成由、内々にては勢成も45、右之所は何百里候やる也、程も知 ̄レ不申、金山銀山銅山6スヽ山大分有之由、の米を重宝かり申候、熊向田畑も7の方は有之候得共、の方は九百里の内へ、自由もよく8織もの類、錦迄も織候由噂 ̄ニ申候得共、実はの方より渡り9申候由、は、の方、の方より近 ̄ク御座候由、10殿様より商事も大分被仰付、御勝手 ̄ニ罷成候よし、金銀銅山の11事、御振せ被成候得は、大分出可申様子必定之由、前々より、功者12之者も左様申候得共 様 ̄えの御遠慮にて、御堀せ不被成13候由、夫共 ̄ニ所之ものとも少々つカセキに沙金は出 ̄シ、尤の方14にては、大分堀候哉織物にも金入を仕候、の方平地も、何百15里と候所有之、田畑にいたし候得は何十万石も出来申候へ共、是又261……

2内、 ̄ニ成、かろき奉公なといたし居申候者も有之由、是も3宿之もの咄申候

4町奉行之由、所へ、被召連罷出候へは、5所之様成所にて、と申仁被召出逢懸舩頭6梶取罷出候処、委細被仰尋候故、にて委 ̄ク7取上 ̄ケはたかに罷成候而、一物も無之食事をもあたへ不申、段々8打擲のわけ、行衛不知事とも一々申述候、其通9江四郎右衛門被申達候物越に聞へ候、