龍谷大学図書館 · 491.7-26-W-3 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 翻刻済
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- 2026年4月23日保存
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かゝる事有けるは可怪事なるへし
一地夷の内夷の如く剃髪のものあるを見
かけたれ共其住夷なるや否を問はさりしまゝ
何者たる事を知らす
同十一日を出凡四里許も上流しけるに
に至り着ぬ是の仮府の有処なり船夷
を伴ひ来りたりと訴へけれはの官夷等泊
宿して在ける廬船に伴ひ来るへしと令しける故
船夷舟をすヽめて廬船の側に至りしまヽ直に
廬船に乗移り官吏の側に至りしに官夷衣
冠を調へ応接す其事終りて後厨房の処に蹲
居せしに衆夷等又大に怪み群来てを弄す
る事またに陪せりといふ其後夷
其みつから乗所の船中に滞留すへしと云けれは
船夷是を許さす遂に船夷の仮屋中に雑居す
集居の夷日々仮屋に来りてを揶揄笑弄
して其喧嘩なるに堪さりしに夷時ヽ来
て是を制し夜中また此仮屋のみを廻見せし
といふ