龍谷大学図書館 · 491.7-26-W-3 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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すきなとして有けるに此所の夷風初篇中に載る如く
殊に女を貴みて男夷ハ徒に奴僕の如くなれは常
に女民に媚ヒ専ら其作業も助け木実草根を取ん
とて出行時ハ船を漕行て是を助け或は衣服を裂て
是を与へなとす然とも嫌疑の事あり時は男夷また
妬忌の恐れあれは事々巨細に其別をなし疑を通
るの斗をなしてありけるに地夷漸々に和し来て相
怪さるに至りけれハ時々東岸の地理の経
界等之事を聞に此島は本より雑島にして接境の
夷壌なく仮令東岸に至り得る共の境界分余
なるへき事ならすに入て其事実を極たらん
ハ安かるへしと聞へ且ハ其地猶此島の如く
〇〇〇〇サンタ
ン〇〇〇なと称す。
る異族のもの幾種ともなく其部落をわかてる
諏なれ共何国の属夷なる事も分明ならす所謂
の官府と称する者何者の置し所にて言語ふ
通の夷活なれは詳にする事あたわす命なくし
て異域に入も亦た国禁の恐れはといへとも皆此
島に預る事の専務なるに其事の蘊奥を探り