ウカリ
アイヌ語『蝦夷草紙』が松前で「槌打」と呼ぶ儀礼的な行為の名。重い祝儀の際に催し、神の祭礼の相撲にたとえて説明する。
本文に記録される語形と説明からの暫定分類。語源・現代形は未確認。
参考文献
用例(4件)
- 国文学研究資料館 · 45コマ・12行 · ウカリ
…神ノ祭礼ニ相撲ヲ興行スルニヒトシ此槌打ヲ松前ニテツチウチ蝦夷ニテウカリト云也トカク重キ祝儀ナトニ是非ニ興行セネハスマヌヿニ思フ蝦夷土地ノ時勢ニテ私ナラサル所ナリ鶴ノ舞…
- 国文学研究資料館 · 46コマ・5行 · ウカリ
…ルナリコレ鶴ノ舞ノ体ナリ親兄弟妻子等死失ノトキ イムル ト云テ ウカリ ニ類ヒシタル礼式アリ此趣意ハ死別ノ愁傷ノ伏念ヲ忘却サセン為ニ興行スルナリ是ヲ名付ケイムシト云太…
- 龍谷大学図書館 · 第1冊 · 37コマ・17行 · ウカリ
…祭礼に相撲を興行するに等し此槌打を松前にてはつゝらうち蝦夷にてはウカリといふなりとかく重き祝義なとに是非に興行せねはすまぬ事に思ふは蝦夷土地の時勢にて私ならさる所なり…
- 龍谷大学図書館 · 第1冊 · 38コマ・9行 · ウカリ
…ねるなり是鶴の舞の体なり一親兄弟妻子等死失の時はイムシ。トイとてウカリに類したる礼式あり其趣意は死別の伏念を忘却させん為に興行するなり是を名付てイムシドイと言太刀小刀…