Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

蝦夷草紙 第31コマ

龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

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  1. 三上正昭 456字
2026年5月31日保存
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右丁

  処に過て騒敷事も有なり扨器物の多きを雅也

  とす行器耳盥湯桶柄酌盃台の類都而金

  蒔絵の付たるを悦ふなり皆是酒宴の酒器に用

  る道具なり時にの者にといふ通詞

  所在島の内といふ漁猟のかせき場所

  を支配して此に住居せりある時其所の

  乙名来りてみやうは近きは器物に何も珍ら敷器物は

  送りさる旨をいひけり通詞長右衛門是に泥むて何そ

  あたへたくおもひ仍て表へ其旨をいひ送り彼場所

  請負の主人彼これと思ひまはして金めつきの金物附の

左丁

  挟箱#1を遣しけり此箱の内は金光紙にてはりたるゆへ

  内も外も金光りに輝きけり長右衛門此箱至到?来しけれ

  は急き其筥を彼乙名にいひ遣しけるに乙名

  聞て急き長右衛門か居る運上小屋に来る長右衛門

  に対面して曰此度表より良器至来

  せり依て呼に進せたりといふその器を見て大に

  悦ひ天地開けてより如此の珍器珍物はよもあらしと

  思ひ勇み進んて交易せり此代物に干魚数品々の

  価を出し其挟箱を請取得たり賢こしと私宅

  に持帰けり私宅におゐて彼挟箱をつく〳〵と見て

固有名・語句 →

翻刻者のメモ

  • 挟箱 江戸時代、武士が公用の際に 具足や着替えを入れて 従者に担がせた木箱 三上正昭
翻刻 CC BY-SA 4.0・画像は各所蔵機関 rec.aynu.org