龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 426字
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右丁
によき宝物はに奪ひとられたりと述
懐をいひけり余天明六丙午の夏此に至りし
時惣乙名に逢たりしか雑談の折節に
か苛政の模様を具に聴きけり誠に民を網【細?】す
る奸詐にして見るに忍ひかたき事ともなりし天明
丙午の年城下に滞留の内ひそかに風説を聞く
に価金三十余両の交易をせし陣太刀一腰ありたり
といへり過料に言たる品々を松井帰府の後に払ひ
たれは大金を得たるといふに今に至りてやます嘆す
へきの甚しきに非すや俗に名つけてゆすりといふもの
左丁
也羞つへきも羞す賞罰の品なき家政なれは銭
に余りてあきれはてけり
手習の事
一 予天明六丙午の夏島々を先駆せし時に
人は我壱人蝦夷人の交りて行先不案内にして
闇地をたとる心持なり殊にゑそg言語も未熟なれは
ト云若き土人の言葉を少しつゝ存
したれは此土人を余か僕となして連れあるきけり
時に此蝦夷人文字を学ひたき事を願ひけり依て
片仮名にてイロハを教へけるかヨタレソツネナを習ひ