龍谷大学図書館 · 491.7-4-W-2 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 459字
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右丁
也されとも終には仮名遣ひも覚へけれは後には次第に
ありかたくこそ思ひけり親のことくにしとふこそ猶不便
を重ねけり扨此迄連れしか途中
村の百姓に一宿せし時戯れに紙を出
させ物を書せしに見事に其意を認めたり時に亭
主曰前代未聞の珍事也とて甚賞美し誉めたり
けり夫よりに帰着して滞留の内も折々物を
書せけれは此事自然と風説と成たる歟領主ヘかく
と聞へたれは蝦夷土人に文字を教ヘ導き式【或?】は
言葉を示す事古来よりの制禁なりなと其科
左丁
予に有とてより大に悪をうけたる事こそ
是非もなき次第なり是今は既に開国の
時に熟し到りたれは無程良国ともなるへきなれは
より憎みたる事解すへし其制禁の品々を承る
に皆仁道を齟齬して大に国民等の賢【災?】害となる品のみ
数多あり彼是ともに時を得て書に顕はさんと思ふ所也
前章のことく人道を制禁有といへとも近年になり
国の赤人数多渉海し彼国の法令をしめし撫育教
導すれは土人等大に懐き国の風俗に化す
れは何ほとに制禁するとも大国なれは届く事