本文の表記 ソウヤ
宗谷(そうや)。北海道北端、現在の稚内市宗谷地方に当たる。『北海随筆』は西方の商船交易の限りとして挙げ、樺太・山丹からの錦や玉などが渡る拠点と記す。単に名が現れることは著者の訪問を意味しない。
宗谷の地名について宗谷総合振興局がアイヌ語由来を記す。
参考文献
用例(9件)
- 筑波大学附属図書館 · 11コマ・20行 · ソウヤ
…からす春秋冬三気国とも云へきなり一蝦夷地広大也松前城下より西方はソウヤまて三百六拾里東方はキイタツフ迄四百里といへり陸続きなれとも山々数重たちへたてゝ陸路の通路はなく…
- 筑波大学附属図書館 · 12コマ・4行 · ソウヤ
…なれは極たる里数とも云かたし東西海乗馴たる船方の者ともに相尋しにソウヤまて二百七八十里キイタツフ迄三百里計といへりさも有へし此東西両所迄は松前より商船行て交易する所也…
- 筑波大学附属図書館 · 12コマ・7行 · ソウヤ
…是より奥へは船かよはすといへとも北は続きて蝦夷も住居し村々ありてソウヤキイタツフ 江 出て交易する也此船かよわさる変地凡百五十里許にて北の限りはウラヤシヘといふ所也…
- 筑波大学附属図書館 · 13コマ・13行 · ソウヤ
…多くは古着也 一あさらし皮一虫巣五色あり青玉多く渡る此三品は西海ソウヤの交易なり此外珍らしき交易物ともあれとも御領主へ上りて外へ不出外へ出す事は法度也一此方より蝦夷 …
- 筑波大学附属図書館 · 16コマ・14行 · ソウヤ
…れとも寒国にて生理少き故か草木禽獣魚鼈まて本邦よりなきもの多し一ソウヤの交易物の内錦青玉等はカラフト嶋より持来るなりカラフト嶋惣名はタライカイといふ国廻三百里程の嶋な…
- 筑波大学附属図書館 · 16コマ・20行 · ソウヤ
…フトより蝦夷地シラヌシといふ所へ海上三里といふシラヌシ 江 はソウヤより陸続き五十里計りといへり此タライカイより北方にあたりてサンタンマンチウといふ所あり是北高麗也…
- 筑波大学附属図書館 · 17コマ・11行 · ソウヤ
…交易物は鉄類を望む鍋釜出刃の類を渡すとなり山田久右衛門といふ船頭ソウヤ 江 行けるに折節サンタンの者共来り合て物語等セり此久右衛門は両年蝦夷へ渡東西海共に夷地功者成…
- 筑波大学附属図書館 · 18コマ・11行 · ソウヤ
…異国より来る物共と見ゆるとなり松前より是迄海上百六十里也此辺よりソウヤ迄の間は山少く平原多し或者云けるは惣して国は東南を前とし西北を後ろとしたるもの多し此国はさにはあ…
- 筑波大学附属図書館 · 31コマ・3行 · ソウヤ
…いふ所まて渡りけるに程なく秋の末にも及ひ海上あらく成て乗かたき故ソウヤまても渡らすして帰りしとなり残念の事なり蝦夷地理の図元より所持セり又津軽と松前にて人の秘蔵セしを…