本文の表記 宇賀 · うか
函館東方、志海苔付近の海岸に関係する歴史的地名で、宇賀昆布の産地として知られた。『北海随筆』は箱館の外海に位置づけ、うかの昆布としのりの昆布を分けて評する。『函館市史』も古記録による所在地の揺れを指摘しており、当時の範囲は確定できない。
『函館市史』が紹介する『北海道蝦夷語地名解』の説では、ウカウシラリ(重岩)のウカウが宇賀になったという。アイヌ語由来とする説がある。語形の分解や歴史的な範囲は不明。
用例(2件)
- 筑波大学附属図書館 · 10コマ・16行 · 宇賀
…箱館の外海より蝦夷地へかけて四五十里の間昆布の場所あり庭訓往来に宇賀の昆布とあるも箱館の外海にて取則其所の名なり都て是を取事いと心安き業にて海底より刈取浜辺へ敷なら…
- 筑波大学附属図書館 · 13コマ・5行 · うか
…鷲羽 真羽カスケウス ヒヤウ八クマ ゑふりこ鶴熊胆熊の皮鯡昆布 うかにて取所の石付と赤とを上品 とししのりを下品とす 椎茸鮭 干鮭塩引 ヒラキ筋子 鹿ノ皮ねつふノ皮…