Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 第32コマ

筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

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  1. 三上正昭 450字
2026年4月28日保存
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右丁

  又鹿の皮をも着しあるにまかセたる体なるは寒暑散

  て覚へさる故なり散し髪にてかふりものなく既に

  して平生は帯をセす食物は海より上れハ敢て蓄積

  の用意なし朝夕極りたる時刻の食事なくたゝくれ方

  より喰ふ一食なり形象一眉深目長鬢にして惣身

  熊のことくなる毛生たり何れの国より習伝たるにや耳

  かねをし又はち巻をセりうち見には制強に見ゆれとも

  又多力なるもなしと角力さセるにみな腰より

  まけて勝者なし腕と頭に力ありて重き荷物を

  額へあてものをして負へり性甚た酒と多葉粉を好み

左丁

  漁猟の得もの皆是に尽セり身心これか為に役セらるゝ

  なり

一 女は髪をきりまわして禿のことし色白にして耳かねを

  セり婚姻の約束極ると唇と手へ入墨する事古風なり

  唇は廻りへ網の手のことく碁雁のことく色々の形を心々に

  成セり仍手に文字多きをだてとするよしなり

  のうへに帯をし襟に青玉を珠数のことくに連ねたる

  ものをかけ又とて丸鏡のことくなる物に結を付

  胸にかくる浜へ出る時は芽ハヽキをして夫に添て働く

  事かい〳〵敷見ゆる夫は漁猟し女は薪を取

固有名・語句 →

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