筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 470字
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右丁
はかりなり鶴の舞といふあり鶴の羽翼ひらきたる
体にて躍るなり折〳〵鶴の鳴声をまセて拍子を
とれり甚興に入面白き体なれとも本邦の者見ては
更におもしろからす上るりは上るりの音にて
ゆるりと語りたるものなり尤はやめの所も有とみへて
声音をはりセめてかたる所もあり一様の酒なれハ
呑尽セるを期とす肴もいらす只のみに呑計り也
目見済てよりハ町々へも出て商ひをもする也
は年々には来らすのみ春毎に来る也予か
旅宿へも両人招き酒を呑セけるに歌をうたひ
左丁
ける故歌の言葉を通辞へ尋けれハ高き山へ登れハ
波のよセくる見ゆる高き山へのほれハ波の音聞ゆると云
事をくりかへし〳〵うたふなりといへり酒済て帰ると
引続き謝礼として一人は嶋鳥の羽一尻一人はかいくしら
一掛持参セり来るに連立ては来らす銘々に来れり
是はより百二三十里といふ所の也
名はといへり名を尋事其者に尋てハ答へ
さる法なり是か名は彼に聞彼か名は是に聞事なり此
二人は御身方と申てにも功のあるもの也
の時徒党セすしてへ泥進セしもの