筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 494字
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右丁
ありていにしへ仙人住けるあとゝ云伝ける事ハあれともの
社とてはなしといへりはの聞違なるへし
といふ所にといふ所あり此所より
へ渡り給ふともいへり是も又定かならす
に鍬先といふものありけるをの甲の鍬形なりとて
宝物とし崇敬セし有けるよしの甲といふ所の
語とすへき事もなく只いひならわセし事と聞ゆいにしへ
戦争の時は落人とも多くへ落行けるまゝ
をあさむき古来英雄の名をかりて威勢を張たる
ものもあるへし今に兵具のあるは是より渡したる
左丁
にくはなく落人の兵具の残りたるなりともいへり鍬先と
いふは鍬の形セし物にて廻りに巴を彫入てあり則鍬の
いまた独をなさゝる物のことくなれハのものとも鍬先と
いひならはセしものなるへし是又の細工にあらす
以前より渡りたるなるへし此鍬先甲の鍬形の
ことくなる故の鍬形といひ伝へたるなりの宝
物にて神物のことく崇敬セり中多くあるもの
にもあらすまれに所持セる夷は秘して深くかくセり
の事を夷言にといへり是は上瑠理に
ありけるものと聞ゆ此浄るりの根元いかゝして作り