筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト
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- 三上正昭 486字
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右丁
道甚以慎めりのならひ身上よろしき者ほと女房
多くもてり女房五人あれハ五ヶ所に住居し事あるおりには
打寄てとも〳〵に夫をたすけて付合も睦しといへり産を
するも自身の取まかなひにて外の手をからす出気付と
横にふして安産し直に海へ入て子をあらひ又汚たる
ものともすゝき洗ふ曽て血のさわく事も其子出を
わつらふ事もなしとなり
一 男は半弓毒箭を持弓の長さ五尺計り又は
の木の幹を丸削りにして弦は藤蔓の心を以て
よりあわセて是を用ゆ強弓にて微力の者ハ引得す
左丁
肩を入る事ハならす矢は三尺計の矢竹に真羽を二羽
付たり鏃は木を削りて用又石を焼ても用ゆ鏃に毒を
ぬり付る禽獣を射るにためねらふ事なく中ためにして
即放つ曽てはつるゝ事なく中りこまか也大方ハ後江向に
なり振反りて発つなり鏃に刃鉄を以作りしもたし
なみに秘蔵セり此方より渡したるにはあらす出刃をあら
砥にておろし鏃に作たる物なり又魚を突にヤスを以てし
鎗のことくにして常に是をはなたす此所作甚以得物也初より
業とし自然と妙を得たり海底を行魚を見付二丈計底へ
ヤスを投突にするにあたらすといふ事なし大亀鮫海獣