Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 第39コマ

筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

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  1. 三上正昭 486字
2026年5月2日保存
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右丁

  道甚以慎めりのならひ身上よろしき者ほと女房

  多くもてり女房五人あれハ五ヶ所に住居し事あるおりには

  打寄てとも〳〵に夫をたすけて付合も睦しといへり産を

  するも自身の取まかなひにて外の手をからす出気付と

  横にふして安産し直に海へ入て子をあらひ又汚たる

  ものともすゝき洗ふ曽て血のさわく事も其子出を

  わつらふ事もなしとなり

一 男は半弓毒箭を持弓の長さ五尺計り又は

  の木の幹を丸削りにして弦は藤蔓の心を以て

  よりあわセて是を用ゆ強弓にて微力の者ハ引得す

左丁

  肩を入る事ハならす矢は三尺計の矢竹に真羽を二羽

  付たり鏃は木を削りて用又石を焼ても用ゆ鏃に毒を

  ぬり付る禽獣を射るにためねらふ事なく中ためにして

  即放つ曽てはつるゝ事なく中りこまか也大方ハ後向に

  なり振反りて発つなり鏃に刃鉄を以作りしもたし

  なみに秘蔵セり此方より渡したるにはあらす出刃をあら

  砥にておろし鏃に作たる物なり又魚を突にヤスを以てし

  鎗のことくにして常に是をはなたす此所作甚以得物也初より

  業とし自然と妙を得たり海底を行魚を見付二丈計底へ

  ヤスを投突にするにあたらすといふ事なし大亀鮫海獣

固有名・語句 →

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