Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 第40コマ

筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

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  1. 三上正昭 486字
2026年5月2日保存
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右丁

  等はヤス一穿にて死さる故追穿とて又一本投突にして

  とめるなり鮭鱈等を穿ヤスは釣のことくにして柄先きに

  結付たるを修練を以て魚の咽へ引かける川魚は泝る

  物故鍵のことく成ヤスを以急流へ落かけて引掛るやうす

  心安く捕得れとも鮭多ある故に他邦にて成へき事に非す

  又とて山刀の様成もの所持セり常に帯しはセす

  はれなる時は錺り置なり此かたな細工にてはなし

  渡りなり銀を自由に遣ふと見へて大かた銀の

  かさりにて獣草花なとの彫ものなり身はよろしき物

  なし八九寸はかりありて鉛のことくに見へて又こと〳〵く

左丁

  赤さひに成てあるもあり畢竟宝物として用心向の

  為にはあらす夷中殺害の事なき故刃物用意なきと

  見へたり又といふものあり長さ二尺計の棒に七寸計

  の内は鑓を廻りに打丈夫に作たるもの也打とて夷

  中多しなみの所作なり武士の兵法のことくに幼年より

  稽古せり打やうの手心修練打るゝものゝ請身互ひに

  稽古なくてはならぬ事なり是を用ゆるは鬱憤有て

  打果す程の事に及ひたる時扱ひのもの入て和談せしめ

  遺恨なきために互に打て鬱憤を散する也また

  罪あるものをも打といへり又といふ事も有山海

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