Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 第43コマ

筑波大学附属図書館 · 画像の利用条件 · IIIFマニフェスト

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  1. 三上正昭 448字
2026年5月3日保存
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右丁

一 宝物とて夫〳〵に秘蔵の物あり深く隠して親子兄弟

  にも知らさす家内に置時は知る者ある故山中へ隠しひ

  其宝物は其宝物は本邦の古き器物金具鍔目貫

  小柄の類なり蒔絵物等古きもの別して秘蔵せり

  の法を犯し不義ある時は罪の債として宝物を出さ

  しめて相手へ謝す其罪の軽重によりて宝物の数に

  増減ありたとへは宝物二十といふ時は一刀を出し

  ても鍔小柄目貫と取分て二十の数に入類也此債を以

  事済故絶て争論の事なく何様の六ヶ敷事にても

  へ訴へて断を請る事はなし世に所謂蝦夷象眼は

左丁

  今はなく元来にて仕出たる物にてなく

  の乱をさけてよりへ渡り産業なきゆへ

  目貫縁頭等を彫てへ渡し産物と交易して渡世

  とせしなり其道具に残りたるを商船行て探し

  求め重宝せしと也是によりて商舟行所には

  残りたる物なく山中のには今も稀に持たる者有

  には一向になきなり

一 鷲は巣おろしを取て籠に入て飼置尾を取て交

  易とし熊も子の内に取て飼置本邦の猫のことくに手馴

  女房の乳を呑せて育てあけ祭りの時是を殺して

固有名・語句 →

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