Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

北海随筆 Page 12

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右丁

  六拾里東方は迄四百里といへり陸続きなれとも

  山々数重たちへたてゝ陸路の通路はなく只海上の里数

  なれは極たる里数とも云かたし東西海乗馴たる船方の

  者ともに相尋しにまて二百七八十里迄

  三百里計といへりさも有へし此東西両所迄はより

  商船行て交易する所也是より奥へは船かよはすといへ

  とも北は続きても住居し村々ありて

  江出て交易する也此船かよわさる変地凡百五十

  里許にて北の限りはといふ所也此ふね

  通はさる地をさしてともいふなり一国の

左丁

  周廻り八百里といひ伝ふ事大概の目算里数合り

一 船通路有所のはこと〳〵くの百姓なり此数百里

  の土地御領主の蔵入の外は残らす家臣の知行に割渡て天

  地も余地なし一村の酋長ありといへり

  の令を請て漁猟を事とし海物を以て年貢とす

  商人はの其村々を請合にて運上を納めて

  其請場所に木屋を作りて居れり是を運上木屋と

  いへりを支配して漁猟をなさしめ其得物を取納て

  他国へ廻して業とすは其得物を商人と相対して

  直に交易する是又其所へ行商人はにて運上を

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