地名
史料の地名を地図・言語的由来・用例から調べられます。各項目で表記と出典を比較し、本文の該当箇所に移動できます。
比定地名 61 件・地図表示 50 件・収録用例 2100 件のうち 710 件を比定
丸印は位置を参照するための目印です。大きさは範囲・精度を表しません。座標の出典と適用範囲は各項目に記載しています。地名の出現だけでは訪問の証拠になりません。背景地図は現代の地理を示します。
695 項目・2100 用例
- タライカイ6
タライカイ
- デレン(ノボイリーノフカ対岸付近)5
テレン ・ テシン
- キチー(マリーンスク)5
キチー ・ キンチミ
- 京都5
京都 ・ 京
- ノテト(トイク岬)5
ノテト
- 乙部5
乙部
- 大千軒岳5
仙見ケ嶽 ・ 仙見ヶ嶽
- 新知島5
シモシリ
- 韃靼5
東韃
- 中華5
中華
- 南部5
南部
- ナヨロ5
ナヨロ ・ ナヨロウ
- ホリシヤ5
ホリシヤ
- 奥蝦夷5
奥蝦夷
- 江戸5
東都 ・ 江戸
- 奥羽5
奥羽
- 酒田4
酒田
- 奥蝦夷4
奥ゑそ ・ 奥蝦夷
- マンコー河4
マンコー河 ・ マンゴー河
- アタツトイ4
アタツトイ ・ アクツトイ ・ アタツトケ
- 北髙海4
北髙海
- 阿波国4
阿波国
- 白上崎4
白上 ・ 白上崎
- 口蝦夷4
口蝦夷
- セカアフカ4
セカアフカ ・ セアカツカ
- タライカイ4
タライカイ ・ クライカイ
- 奥州4
奥州
- シヤルシヤム4
シヤルシヤム ・ シャルシャム
- 西蝦夷地4
西蝦夷地
- 白上崎4
白上 ・ 白上崎
- 口蝦夷4
口蝦夷
- 日本4
日本
- ヲシヤマンベ4
ヲシヤマンベ ・ ウアシシヤマンヘ ・ ヲヤマンヘ ・ ヲシヤマンヘ
- 近蝦夷4
近蝦夷
- 上の国山4
上の国山
- マンチウ4
マンチウ ・ 満州
- 近江4
江州 ・ 近江
- 有珠山4
臼ヶ嶽
- 富士山3
富士山 ・ 富士
- 浜之市3
濱の市 ・ 濱之市
得撫島
根拠のある比定 · 根拠あり 18 用例・候補 0 用例・未比定 0 用例
得撫島(うるっぷとう)。択捉島の北東に位置する千島列島の島。得生島、ラッコ島とも呼ばれた。
位置の根拠
参照位置
島全体の位置を示す代表点。歴史上の上陸地点は未特定。
GeoNames の代表座標。位置誤差は未評価。
記録された表記
ウルツフ
得撫島(うるっぷとう)。択捉島の北東にある千島列島の島で、猟虎島とも呼ばれた。『蝦夷草紙』には最上徳内が天明6年(1786)に渡ったことが記される。
『蝦夷草紙』は島名を、沿岸にすむ赤い肉の魚の名と結びつける。アイヌ語 urup はベニマスを指す。
ウルツプ嶼
得撫島(うるっぷとう)。択捉島の北東にある千島列島の島。『蝦夷島奇観』は別名をラツコとし、最上徳内の渡航と近隣の人々のラッコ猟を記す。
魚名 urup(ベニマス)と関わると考えられる島名。『蝦夷草紙』にも魚にちなむ由来の説明がある。
ラツコ
得撫島(うるっぷとう)。択捉島の北東にある千島列島の島。『蝦夷島奇観』は別名をラツコとし、最上徳内の渡航と近隣の人々のラッコ猟を記す。
ラッコを指すアイヌ語 rakko に由来する呼称。日本語にも借用された語。
比定の根拠
蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 根拠のある比定
択捉島からの渡航先で、猟虎島とも呼ばれる得撫島。画像96の行7の後半では、ウルツフは魚の名として使われる。
蝦夷島奇観 · 北海道大学附属図書館 · 根拠のある比定
見出しのウルツプ嶼と別名ラツコは、択捉島の北東にある得撫島。本文のラッコ猟の説明にも同じ島が登場する。
用例 (18)
- 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 32:9
アリ其傍ニ毒水湧出流ル鳥獣虫等知ラスシテ此水ヲ飲テ即死スト云リ「ウルツフ」島ノ北方ニ チリホイ ト云島アリ此島ノ岩ノ間ヨリ湧出ル泉アリ味ヒ酒ノ如ク匂ヒ好キ梨子ノ如シ此島
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 72:10
ハ猫ノ如シ尾ハナク鰭有テ ヲツトセイニ似タリ仰テ食物ヲ喰フ也 ウルツフ島マカンル島ヨリ出ル 膃肭臍 ヲシヤマンヘクンヌイ」カフタ辺ニ有リ 又クナシリ島ニモアリ形諸人
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 75:16
ノ庶人ノ諺ニ云雁鴨ハ常盤ニ帰ルト云説ヲ疑ヒシニ予モ天明六丙午ノ夏ウルツフ島ニ渉海セシニ此島辺ニ例年五月比ニ帰リ住スト土人ノ物語ナリ予モ切観シタリ此ウルツフ島ヨリ艮ニ当リ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 75:18
シニ此島辺ニ例年五月比ニ帰リ住スト土人ノ物語ナリ予モ切観シタリ此ウルツフ島ヨリ艮ニ当リ凡二十里ハカリ海上ヲ隔テ「シモシリ島ト云大島アリ此島ニ沼アリテ雁鴨アリト云是ヨリ又
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 77:19
戦ニ及ヒタルト見ヘテ舶中ノ赤人𪜈悉ク射殺サレ其船ハ流レテ東蝦夷地ウルツフ島ノ内アタツトイト云所ニ漂着セリ時ニエトロフ島ノ乙名ハツハアイノト云モノ猟業ノ為ニ此島ニ来リ居タ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 78:10
業ノ為ニ渡海スル赤人ノ大船遠沖ヨリ幽ニ見ヘ段々ト間近クナリ頓テ此ウルツフ島ヘ着船スヘキト見ケレハ ハツハアイ ノ思量シ赤人ノ大船ヲ焼払ヒ船中ノ荷物ヲ奪ヒ取リタルヿ顕ルヽ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 78:15
ヲモ見定メスアハテヽ蝦夷船九艘ニ彼宝物ヲ積ミ乗組ノ土人百余人ニテウルツフ島ヨリ出帆シテ彼ラ住居ノ「エトロフ島ニ逃帰ラント海岸ヲ離レ潮汐ノ急流ヲモ厭ハス大灘ヲ渡海セシニ折
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 78:20
強ク吹沖中ニテ九艘トモ覆リテ百余人ノ蝦夷土人皆死タリ程ナク赤人舶ウルツフ島ニ着岸シテ上陸セシニ甚辺ニ周章〆残リ居リタル蝦夷土人ニ逢ヒ尋ヌレハ土人アハテヽ赤人ヘ答テ云ヤウ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 94:19
ノ降ルカ如シ又滝ノ音誠ニ雷ノ如シ其響山岳ニ響キ渡リテ物スコシ此 ウルツフ 嶋ヨリ帰帆ノトキ沖ヨリ望メハ凡十里余リ隔タル海上ヨリ見ルニ白ク練糸ノ如ク見ル蝦夷地第一ノ大滝也
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 96:4
ス土人ノ住居モ西浦ヨリハ小足ナリ東西南北トモ国ノ地名ハ地図ニ委シウルツフ島ノ事ウルツフ島ハ一名猟虎島𪜈唱フルナリ海獣ニテ猟虎ト云獣此島ノ周廻ノ海中ニアリ故ニ猟虎トモ云
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 96:5
西浦ヨリハ小足ナリ東西南北トモ国ノ地名ハ地図ニ委シウルツフ島ノ事ウルツフ島ハ一名猟虎島𪜈唱フルナリ海獣ニテ猟虎ト云獣此島ノ周廻ノ海中ニアリ故ニ猟虎トモ云 ウルツフ𪜈云フ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 96:7
フルナリ海獣ニテ猟虎ト云獣此島ノ周廻ノ海中ニアリ故ニ猟虎トモ云 ウルツフ𪜈云フナリ「ウルツフ トハ此島ノ周廻ノ海中ニ出産ス此魚形鱒ノ如ク肉ノ色至テ赤ク味又美ナリ扨此島ノ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 103:1
見ヘタリ既ニ予ト同宿セシ シメヲントユヘイシエヨ ハ天明五乙巳年ウルツフ島ニ赤人ノ大船一艘渉海ノ乗組七十人ノ内 イシユヨ 主従三人ノコリ今ニ「ヱトロウ」島ノ内ホンモイノ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 103:10
ハ死刑ニ遇フ罪アリテ帰国ハナリカタシ然ルヲ此度追戻スニオイテハ「ウルツフ島ニテ土人ノ悪事ヲ委ク国主ヘ奏セント云土人ノ悪事ト云ハ赤人ノ官船一艘本国ノ産物種々積タル侭「ウル
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 103:12
奏セント云土人ノ悪事ト云ハ赤人ノ官船一艘本国ノ産物種々積タル侭「ウルツフ島ニ漂着ス其船中ハ人ナク赤人ノ死骸一人アリテ荷物ハ別条ナシ船中ニ無人ヲ幸ト隣島ノ土人等大勢アツマ
「ウルツフ」 - 蝦夷草紙 · 国文学研究資料館 · 105:9
等何故ニ日本境内ニ渡リ来ルヤト問赤人答曰去ル巳年夏中猟業ノ為ニ「ウルツフ島ニ渉海セシニ乗組ノ同輩ノ者𪜈ト闘争ニ及ヒ身命ニモ拘ルヘキ程ユヘ同島ノ深山ヘ逃込テ忍ヒ居タレハ其
「ウルツフ」 - 蝦夷島奇観 · 北海道大学附属図書館 · 42:1
を編て服とし鳥獣の皮を裘となして寒を凌く冬は氷海となりて寒気甚しウルツプ嶼 一曰 ラツコ ヱトロフ島より東北二十里にあり往年最上常矩始て此島に渡り地図を製ヱトロフ島クナシ
「ウルツプ嶼」 - 蝦夷島奇観 · 北海道大学附属図書館 · 42:1
皮を裘となして寒を凌く冬は氷海となりて寒気甚しウルツプ嶼 一曰 ラツコ ヱトロフ島より東北二十里にあり往年最上常矩始て此島に渡り地図を製ヱトロフ島クナシリキイタフ島の
「ラツコ」