油さけ
未詳麹米・掛米とも白米を使って醸す酒、諸白の呼称。「あぶらさけ」と読む可能性が高い。『松前ノ言』にも「あふらさけ」(よき酒)があり、佐藤知己が紹介する金田一京助の注は apuru sake と記し、『蝦夷藪話』の「油酒」と比較する。この写本では「油」の読みを仮名で示しておらず、当時の発音は確定できない。
同じ呼称が古いアイヌ語語彙集にも記録されるが、この場面での言語の同定は未確定。
参考文献
用例(1件)
- 北海道大学附属図書館 · 13コマ・5行 · 油さけ
…ね不知と云事はいらみしかれ食はあまも糀はかみたち松前ゟ渡し諸白は油さけ衣類は着物と申候日本人をは又は とくり しやも也 女はめのこ忝とはやいやいけり去月はおしゆく月老…