Names and expressions in this work, with attestations in each witness.
松前(まつまえ)は北海道南西端の城下町を中心とする呼称。現在の松前町にあたり、文脈によって松前藩やその支配地域も指す。『藻汐草』では交易・渡海・統治の中心として用いられる。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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Occurrences (1)
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 65, line 2 · 松前
…ハリカア一ユブー殿様より被仰出候旨を此方申渡ときに能く承はるべし松前領主の上に日本地一円に大名二百七拾その次に旗本拾万御指図なさる江戸表より蝦夷地見分として此殿様御…
利尻島(りしりとう)。宗谷地方の西方、日本海上にあり、中央に利尻山がそびえる島。『藻汐草』では島名のほか山の呼称と結びついて現れる。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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Occurrences (1)
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 66, line 9 · リイシリ嶋
…ンノ。イチコレアンナ。ヤイカタノ。ヱライメキアンナ令山方之者ともリイシリ嶋の山へ登り見分いたし候様申渡差遣シ候処蝦夷ども申聞候訳上より被仰付乍恐承り候当嶋周廻見分被成候は…
勇払(ゆうふつ)。現在の苫小牧市東部、太平洋岸にある地域。東蝦夷地の交通・交易の拠点として記され、勇払川や周辺の平野とも関わる。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 68, line 7 · ユウフツ
…アンルイネ。リシユヱントニシハヲレニ。タンベ。イチヌレウンコレヤユウフツ辺にて用候許呼トクシヽタン。シラヲイタン。ベークイダンギケイランコ。ゴフン。ビツシヨロシヨロ〱。…
十勝(とかち)。北海道東部の十勝川とその流域・河口付近を指す。『蝦夷草紙』では石狩川と対比される大河として、その川幅や河口の様子が説明される。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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Occurrences (2)
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 75, line 1 · 戸勝
…ヲカイナンコンナ。セコツタワネ。イノンノイタク。アンナ。東蝦夷地戸勝にて騒優に およびし時の初の掛合イアキネクル(彼弟容人)。フシコツ゚ーイワノ(古遠)。ネ(何)プ…
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 79, line 5 · 戸勝
…タン(此)ロルンベ(騒優)。アネ(斯)ホブンバ(発)。トカプチ(戸勝)コタン(所)。ツーマム(河上)カシケ。アヱニ(如木)シヨシヨ(伐)。イコロイレ(你持償)ンカ。…
Attested forms Walriul · ワルリユス
『藻汐草』がワルリユスという読みと「和蘭海鹿」を添えるローマ字表記。長い牙を持つ海獣の説明に現れる。オランダ語 walrus に関係する表記と考えられるが、原字の綴りは未確認。
本文が「和蘭」と注記する語形。綴り・現代形は未確認。
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Occurrences (2)
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 6, line 6 · Walriul
…ふ同タシユンブイコロ同ウフイツカリ水豹の如く牙ながしシカイタンベWalriul(ワルリユス)和蘭海鹿イクシベ カムタナシ川童ニンツナ魚の登るヘヲ へメス セメシユ魚の降るハア…
- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 6, line 6 · ワルリユス
…コロ同ウフイツカリ水豹の如く牙ながしシカイタンベWalriul(ワルリユス)和蘭海鹿イクシベ カムタナシ川童ニンツナ魚の登るヘヲ へメス セメシユ魚の降るハア ベバシかみ…
白老(しらおい)。北海道南部の太平洋岸の地域。『藻汐草』坤巻では、椴の語彙に付された採録地の注記「シラヲイ」として現れる。白老町によれば、名はアイヌ語で「虻の多い所」に由来する。
白老町は、シラウオイ(siraw-o-i)を「虻の多い所」とする説を紹介している。
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- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 27, line 6 · シラヲイ
…ぶなピラニかしハゴムニ五葉松チカフプヽ イネケレニ椴トヽロツプ シラヲイ イヒタフ レヤリ 桜カリンバニ桂ランコ檜葉マサチクニこぶし 玉紫 マウクシニしなコベレゲフ七…
ユーカㇻ(yúkar)の表記。節を付けて語る叙事詩。「浄瑠理の事」と説明する見出しに現れ、その後に語りの本文が続く。田村辞典では、主に少年を主人公とする英雄叙事詩を指す。
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- National Institute for Japanese Language and Linguistics · 坤巻 · Page 81, line 1 · ユーガリ
…木)アンキヽキツワ(持)。アン(有)ロンヌ(殺)クシ(依)ネナ。ユーガリ浄瑠璃の事/タネ(此)/シネ(独)ニ/ハテキ(而巳)/ヲカイ(居)。/ネータ(何)/ウヱベケ(説…
『藻汐草』の蝦夷地の図に現れる名。神威を含む地名に似るが、同じ図のヲカモイとは別に記される。岬・岩・地域のどれを指すか、地図ラベルの配置と別図との照合が必要。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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- Wereldmuseum Leiden · Page 4, line 14 · シカモイ
…コタテリイシリヱサシ松マイト・シマレフンシリ ヤンケシ テウレ シカモイシタシリ天地部蝦夷方言部分天地の間の造物山海の各ある気候の目ある事を戴す自地の区域に棲むと人物部…
『藻汐草』の南部・津軽・蝦夷地の図に記された島・地点の名称。図にはヤンケシ・テウレなども別に記される。焼尻島に当たる裏付けはない。
本文の呼称からの暫定分類。語源と現代の地名との対応は未確認。
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Occurrences (1)
- Wereldmuseum Leiden · Page 4, line 14 · シタシリ
…イシリヱサシ松マイト・シマレフンシリ ヤンケシ テウレ シカモイシタシリ天地部蝦夷方言部分天地の間の造物山海の各ある気候の目ある事を戴す自地の区域に棲むと人物部自他の区…