Aynuitak Huskokampi Aomarepu アイヌ語古記録データベース Early Records Database of the Ainu Language

恵渡路部漂流記

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口蝦夷

地名日本語

口蝦夷(くちえぞ)は、松前から見て近い側の蝦夷地を指す歴史的地域名。現在の北海道南西部、概ね渡島・檜山・後志・胆振の地域にあたる。『蝦夷草紙』巻二の地境の説明では、口・奥を遠近の呼称とし、国文学研究資料館本は山越えの通路より松前寄りを口蝦夷とする。この通路の名は龍谷大学本で「シコツ越」、国文学研究資料館本で「シフワ」越と翻刻されている。指す範囲には時期・史料による幅があり、上記四地域の現在の境界と一致するとは限らない。

松前からの遠近を「口/奥」で表す日本語の地域呼称。『蝦夷草紙』は日本に近い蝦夷地を口蝦夷、遠い蝦夷地を奥蝦夷と説明する。

参考文献
用例(2件)
  1. 北海道大学附属図書館 · 18コマ・6行 · 口蝦夷

    …有之由日本の米を重宝かり申候諸向田畑も奥ゑそ#2の方は有之候得共口蝦夷の方五百里の内自由も能く織物るひ錦迄も織候由噂に申候得とも実は北高麗の方より渡り申候由北高麗は奥…

  2. 北海道大学附属図書館 · 18コマ・14行 · 口蝦夷

    …つゝの稼に砂金は出し尤奥夷の方にては大分掘候や織物にも金入を仕候口蝦夷のかた平地も何百里も続候所有之田畑にいたし候得共何十万石も出来候得共是又御公儀様の御遠慮にて御人…