樺太西岸、ノテトの北にあるラク(Lakh)付近と考えられる。対照地図では「ラク[ナツカ]」と記され、ラツカと表記が異なるため、同じ場所かは確定していない。『蝦夷紀行』で、樺太から大陸へ渡る際の出発地となる岬。林蔵は強風と潮流のため引き返し、五日ほど船を留めて天候を待った。
名称の言語的由来は未確認。
参考文献
用例(2件)
- 龍谷大学図書館 · 第1冊 · 8コマ・16行 · ラツカ
…あしく潮路又つよく起り軽軟の夷船是を凌行事あたはす終に船を返してラツカの崎に至りぬるに日々風波あしく日数五日の間此所に繋泊す時三伏の候といへとも風殊に冷に烟霧日々濃朦…
- 龍谷大学図書館 · 第1冊 · 12コマ・8行 · ラツカ
…下りて島に達すといへ共或は此処に至て前の如く船を引越カムカタに出ラツカに渡る事有と云一此処にてヲロツコ(満州地に居する者)キムンアイノの多夷粟を船夷に贈りし故炊き食し…